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電動歯ブラシと手動歯ブラシはどちらがおすすめ?

電動歯ブラシとは? メリットは?

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット「歯みがきを助けるもの(電動ブラシ・歯磨剤・オーラルリンス)」によると、電動歯ブラシの人気も高まり、様々な種類が開発されつつあります。例えば「音波歯ブラシ」「超音波歯ブラシ」など、既存のものよりさらに洗浄効果が期待できるようです。また、高速振動で洗浄すると、歯垢が再度張り付きにくくなり、歯そのものだけではなく、周囲の洗浄効果もあります。

参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット「歯みがきを助けるもの(電動ブラシ・歯磨剤・オーラルリンス)」

電動歯ブラシのデメリット

電動歯ブラシは、洗浄力も強いので、あまり長時間使っていると歯の表面や歯茎などを傷つけてしまう場合もありますから、使用は3分以内にするように推奨されています。確かに研磨効果があり、歯の表面がツルツルになるので、気持ちよく、きれいになったつもりでも、実は磨き残しがある場合があります。特に、使い方が正しくないと、歯垢が残る可能性が大きいので、注意してください。それぞれの電動ブラシによって、理想的なブラシの動かしかたが違うので、電動ブラシの公式サイトや製品に付いているマニュアルで使い方を確認してから使いましょう。

電動歯ブラシと手動歯ブラシ、デンタルプラークの除去にはどちらが適している?

電動歯ブラシは、その振動で洗浄力も強いというイメージですが、本当に手動で歯磨きをするときよりも、効果が高いのでしょうか。

正しく歯磨きをすれば、手動でも電動でも結果は同じ

虫歯や歯周病の原因は、歯磨きの際に汚れが残っていることです。そのため、手動歯ブラシと電動歯ブラシを比べる実験は様々な場所でされています。電動歯ブラシも日々進化していますから、一概には言えませんが、日本歯周病学会会誌36 巻 (1994) 1 号 p. 197-205「電動歯ブラシの効果と適用に関する研究第二報: 適応患者, 適応部位の検討」によると、歯科大学の学生を用いて実験した結果は対して違いが見られませんでした。

参考:日本歯周病学会会誌36 巻 (1994) 1 号 p. 197-205「電動歯ブラシの効果と適用に関する研究第二報: 適応患者, 適応部位の検討」

というのも、歯科大学の学生は正しい歯磨きの方法を熟知しているため、きれいに歯磨きができるからです。同様の文献の中にもあるように、あまり歯磨きを上手にできない人にはかなり効果が期待できるようです。例えば、あまり器用ではなく、歯ブラシをうまく使いこなせないような人や子供、また、いつも忙しく、歯ブラシを1分程度あてがうだけの人は電動歯ブラシを使うメリットがかなりあるようです。

電動歯ブラシの歯周病への効果

もうひとつ興味深い観察が報告されています。 日本歯周病学会会誌57 巻 (2015) 4 号 p. 159-167「音波歯ブラシの臨床的および細菌学的パイロット研究」の実験では、歯周病患者の歯周ポケットの細菌の減少率を観察しています。電動歯ブラシ数種類と手動歯ブラシで歯磨きをどのグループも丁寧にしているので、どのグループも同様に歯茎の状態が改善されていきました。細菌を測るとどのグループも若干の違いはあれ、違いを報告するほど、明確な差異は認められませんでした。

ところが、BOP(歯周検査時出血率)に関しては、電動歯ブラシを使っているグループが、いちじるしく数値を下げました。つまり歯ぐきからの出血が、少なくなったということです。それは、電動ブラシの振動によるマッサージが歯周病に効果があると考えられます。

参考:(pdf)日本歯周病学会会誌57 巻 (2015) 4 号 p. 159-167「音波歯ブラシの臨床的および細菌学的パイロット研究」

結論

電動歯ブラシは、うまく歯ブラシができない人や子供、歯周病の人におすすめです。上手に磨けるのであれば、ほとんど結果は変りません。