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インプラントの寿命は?延ばす方法や再手術について

インプラントは第二の永久歯とも言われている「人工歯」のことです。抜けた歯やボロボロになった歯を抜いた場所に、インプラント体と呼ばれる歯の根元部分を入れ、その上に人工歯を取り付けたものの総称を「インプラント」と呼びます。

このページでは、チタン合金で作られ腐敗しにくいとされるインプラントの寿命について詳しく紹介します。

インプラントの寿命は10年以上!入れ歯やブリッジより数年持つ

抜けた歯を補う方法はいくつかあります。入れ歯にしたりブリッジを入れたりする、インプラントを入れるなどです。寿命の目安は以下のとおりです。

入れ歯 5年程度
ブリッジ 8年程度
インプラント 10年以上

取り外しができるメリットのある入れ歯の寿命は5年程度とされ短期的です。満足できる噛み合わせで使用できる年数も短めで、噛む力が弱くなる、部分入れ歯の場合は取り外しも手間、といったデメリットがあるので、歯医者さんではよく相談したうえで治療を受けることをオススメします。

取り外しができない分、噛む感覚が天然歯に近いことがメリットと言われるブリッジの寿命は8年程度とされています。ブリッジを入れる際に隣接する歯を削る必要があるため、歯の状況によっては治療ができない、保険適用外になるケースもあるといったデメリットもあります。

入れ歯・ブリッジと比べると噛む力が強く、天然歯のようで口腔の違和感が少ないメリットがあるインプラントの寿命は10年以上と言われています。厚生労働省委託事業が調査した結果では、上の前歯などがある上顎のインプラントは10~15年経過で90%、下の奥歯などがある下顎のインプラントは94%程度持つということが分かっています。

抜歯直後のインプラント治療の場合は、少し使用できる期間が縮まるとされていますが、それでも87~92%とされているので、おおむね10年以上が寿命と言えます。長く持つ人では20年、40年以上も保てているという例もあるようです。

【参考】 厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のための Q&A

インプラントの寿命を延ばすには定期検診がカギ

10年以上保てるといわれるインプラントですが、何のケアもせずに1それだけの期間、使用を続けられるというわけではありません。

インプラントにも歯周病のような病気(インプラント周囲炎)があり、進行すると外科治療をしたりインプラントを除去したりしなければならなくなるため、定期的な検診・クリーニングが必要とされています。

インプラント周囲炎は、インプラントを埋めた箇所の歯茎と歯が、天然歯のように線維によってくっついていないため、細菌が入り発症すると言われています。天然歯と歯茎の間に細菌が入るよりも確率が高いため、歯周病予防に力を入れることも重要です。

インプラントのケア方法は以下のとおり。

  • 定期検診でインプラント本体の点検をする
  • 定期検診で噛み合わせの調整をする
  • 定期検診で歯周の状態を診る・クリーニングをする
  • 歯間ブラシやデンタルリンスでホームケアをする
  • 歯磨きをていねいにする

歯医者さんへは、治療後の最初の半年は月に1回、それ以降も2~3ヶ月に1回のペースで検診を受けましょう。インプラントの寿命を延ばすためには、定期検診と定期メンテナンスが大切です。

【参考】 厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療の問題点と課題等

インプラントには保証がある?再手術や治療はどうなるのか

インプラント治療の保証には、「メーカー保証」と「歯科医院の保証」の2つがあります。

インプラントメーカーの保証には、5年保証や10年保証というものがあります。定期検診や定期メインテナンスで何かがあった場合でも、保証を利用して治療を行えます。

歯医者さんの保証には、歯科医院が設ける保証制度と「インプラント10年保証」があります。

歯医者さんの保証がない場合はメーカー保証のみの対応となりますし、独自の保証で対応しきれないときは「再手術」を自己負担で行う必要も出てきます。

歯医者さん独自の保証の場合は、10年保証でも「他院での治療ができない」場合や「補償範囲が明確でない」、「突発的な事故に対応していない」、「保証額に決まりが無い」場合があるため注意が必要です。

「インプラント10年保証」は、ガイドデント認定歯科医療機関と呼ばれる「インプラント実績」や「所属学会」、「設備や体制」などの基準を満たした歯医者さんが導入できる保証システムです。「インプラント10年保証書」を治療後に渡してくれます。

保証書があれば、手術をした歯医者さんでなくても全国のガイドデント認定歯科医療機関でインプラントの保証が受けられますし、偶然の事故によるインプラントの保証や保証額が条件によって細かく定められているなど、治療後の患者さんが不安なく生活できるようになっています。

インプラント10年保証については、歯医者さんでの事前確認が必要とされています。受診の際は忘れずに申し出るようにしましょう。

インプラントの寿命に影響する!歯医者さん選びのコツ

インプラントの治療は、保険適用外の手術をおこなうため高額な治療費が掛かります。そのため、できるだけ安いメーカーや安く手術をおこなっている歯科医院を選びがちです。

しかし、インプラント治療も歯科医師の経験や知識、技術に左右される手術であるため、あまりにも安価で提示されている場合は注意が必要です。

インプラントの寿命を少しでも長くするために、治療前にチェックすべき点を紹介します。

  • インプラントメーカーは信頼できるものか?
  • 歯科用CTやシミュレーションソフトはどのようなものを使っているのか?
  • 歯周病のチェックはしっかりできているのか?
  • 歯科医師のインプラント実績はあるのか?
  • インプラントの保証はあるか?
  • インプラント手術後のメインテナンス体制は整っているか?
  • インプラントが定着しなかった場合やインプラント周囲炎などのリスクの説明があるか?

インプラントの実績や保証、設備、メインテナンス体制に関しては、各クリニックの公式サイトで確認しておきましょう。

インプラント手術前に確認が必要とされる疾患(循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、代謝・内分泌疾患、精神疾患、脳血管障害、自己免疫疾患、アレルギー性疾患など)について事前に確認があるか、治療が困難とされる歯周病のチェックは適切か、インプラントのデメリットや手術のリスクに対する説明はあるかといった点は、歯医者さんで診察をするか問い合わせるかをしなければ分かりません。

インプラントのメーカーについても、ご自身で検索して調べることもできますが、どのメーカーが信頼できるかは歯科医師の経験や知識から得た情報を聞いてみるのも大切でしょう。

寿命の長いインプラントのために歯科医院選びは慎重に!

インプラント治療に関した質問や確認事項に納得のいく回答が得られなかった場合はその場で決断せず、他の何院かでも相談をして、信頼できる歯科クリニック、医師を探してみてください。

「越谷のおすすめ歯医者さんナビ」でインプラント治療を行っている歯医者さんをピックアップして紹介しています。ご自身が納得できる歯科医院を何院か見つけ、カウンセリングで実際に話してみてからどの院で手術をするか決めるのがオススメです。